構造レビュー業務
震度7を記録した熊本地震(2016年)に於いて、建築物の応急危険度判定が行われた
46,966棟のうち13,113棟(約27%)について建物が倒壊する恐れのある「危険」の札が貼られました。
一方で、杭の施工不良と推察された共同住宅では、「全棟建替え」となり、住環境における安全・安心、及び資産としての「保全」が求められています。
弊社においては、数多くの建物の調査・診断から得た実績を基に、建築基準法と照らし合わせながら、既存建築物の構造的なレビューを第三者の立場で行います。
構造レビューの具体例
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RC造の建物で、リノベーションにあたり開口を増やしたいが耐震性が気になる。
【御対応】構造検討書を提出頂き、部材耐力の確認、保有水平耐力の確認等で耐震性への「妥当性」について確認します。
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構造図は有るが、計算書がない
【御対応】建設当時の建築基準法と照らし合わせながら、計算書の復元を行います。
構造計算書復元業務 -
マンションの大規模修繕にあたり外壁を調べたら、構造図に示されるスリットが確認できない箇所が見つかった。
【御対応】補修計画の確認、補修工事の妥当性について確認します。
その他、セカンドオピニオンとして杭を含む構造体の違法性確認など、あらゆる建築構造関連の妥当性を確認します。
お問い合わせ
お問い合わせは日本建築検査協会株式会社建物診断部まで